履きやすい靴とは?失敗から学んだ“本当にラクな靴”の選び方

履きやすい靴とは?失敗から学んだ“本当にラクな靴”の選び方

靴選びって、思っている以上に難しい。
見た目やブランドで選んで「履きやすい」と思っていたのに、実際に履いてみると「なんか違うな…」と感じること、ありませんか?

私もファッションが好きでいろいろな靴を試してきましたが、「履きやすい靴」って単純に“軽い”とか“柔らかい”だけではないと気づきました。
ここでは、これまでの失敗談を交えながら、靴選びで大切にしているポイントを紹介したいと思います。

 

目次

「滑る」「痛い」—履きやすさを壊す小さな落とし穴

正直に言うと、私はこれまで何度も“失敗”してきました。

たとえば雨の日。
お気に入りの合皮スニーカーを履いて出かけたら、駅のホームで思い切り滑りそうになったことがあります。デザインは気に入っていたのに、グリップが弱くて一気に不安に。

それ以来、「履きやすい靴」には滑りにくさが欠かせないと痛感しました。最近ではVibram(ビブラム)ソールのような高機能ソールを採用している靴も多く、雨の日でも安心して歩けるタイプが増えています。

もうひとつの“痛い失敗”は、長時間の歩行です。
旅行中など、朝から晩まで歩き続けると、足の裏がじんわり痛くなる。

それでも「見た目が気に入ってるから」と我慢して履いていた時期もありましたが、今思えば完全に逆効果。どんなにおしゃれでも、足が痛ければその日一日が台無しです。

 

自分の足に合わない靴はどんなに評判でも“履きやすくない”

「人気のスニーカーだから」「レビューが良かったから」。
そんな理由で買った靴が、自分の足には合わないということもありました。


私は甲が少し高めで、横幅が広いタイプ。


デザイン重視で細身のモデルを選んでしまい、履き始めて数分で“キツさ”を感じたこともあります。

この経験から学んだのは、“履きやすさ”は万人共通ではないということ。同じブランドでもモデルごとに足型は違うし、サイズ表記が同じでもフィット感はまったく別物です。

最近は「足の形を測定できるサービス」や「試着返品OKの通販」も増えてきたので、できるだけ自分の足型を知って選ぶようにしています。

 

靴ひも問題—毎日のちょっとしたストレスをなくす

地味ですが、意外と大きいのが靴ひもを結ぶのが面倒という問題。
朝の忙しい時間、靴ひもをきゅっと結んで、帰ってまたほどいて……。

慣れているはずなのに、少し億劫に感じる日があります。

最近はダイヤル式やゴム製のシューレースなど、ワンタッチで調整できるタイプも多く登場しています。
私も試してみたのですが、これが本当に快適。

履くたびに微妙な締め具合を調整できるので、足がむくんだ日でもストレスがありません。

「履きやすい靴」は、足当たりの柔らかさだけでなく、着脱のしやすさも大切な要素だと実感しています。

 

軽さは“正義”——でも軽ければいいわけじゃない

あるとき「軽いスニーカーが最高」と聞いて、超軽量タイプを購入したことがありました。
確かに最初は驚くほどラク。まるで素足で歩いているような感覚。
けれど、数時間歩くとクッション性が足りずに疲れが残る。

「軽い=履きやすい」と思い込んでいた私にとって、これは目からウロコでした。軽さとサポート力のバランスが大事なんです。

最近では、軽いのに安定感のある設計が増えており、足の負担を減らしながら自然な歩行をサポートしてくれます。
私は一度このタイプに慣れてしまって、正直ほかの靴を履くと「重い…」と感じるようになりました。


良くも悪くも、“履きやすい靴に慣れると他が履けなくなる”というのは、嬉しい悩みかもしれません。

 

履きやすさは「環境」でも変わる

同じ靴でも、「どんな場所で履くか」によって感じ方は変わります。
たとえば街中では快適でも、キャンプやフェスでは滑りやすかったり、逆にアウトドア靴を街で履くと少し重たく感じたり。

私は仕事柄フェスや展示会など外出が多いので、天気や路面状況によって靴を変えるようにしています。


たとえば雨が予報されている日は防水スニーカー、
立ちっぱなしの日はクッション性の高いモデルを選ぶ。
それだけで一日の疲れ方が全然違います。

「履きやすい靴」は、自分のライフスタイルに合っているかどうかでも決まると感じています。

 

最後に—“履きやすい靴”の基準は、あなたの足が決める

靴選びで大切なのは、「他人のおすすめ」よりも「自分の足の声を聞くこと」だと思います。私はこれまで何度も失敗して、ようやくその意味がわかりました。

履きやすい靴とは、軽くて柔らかいだけではなく、
滑りにくくて安全
足にフィットしてストレスがない
長時間でも疲れない
着脱がスムーズ
このあたりのバランスが取れているものだと思います。

そして何より、自分が「これを履きたい」と思えること。
それが、毎日の気分を上げてくれる一番のポイントです。

お気に入りの靴で一日を気持ちよく過ごせるように、
今日もまた、次の“履きやすい靴”を探しています。

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