
【保存版】フェススニーカーの選び方
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夏の訪れとともに、音楽フェスや野外イベントの季節がやってきます。
現地に行ってみると、思った以上に歩き回ったり、立ちっぱなしになったり…。
気づけば想像以上に足に負担がかかっていることもあります。
以前、「いつものスニーカーで十分だろう」と思って出かけたら、夕方には足がズキズキ。
せっかくのフェス後半を全力で楽しめなかったことがありました。
それ以来、靴選びには少し気を配るようになりました。
ただ歩ければいいわけじゃない。疲れにくさも、おしゃれも、暑さ対策も大切。
フェスを最後まで思いきり楽しむには、自分に合った一足を選ぶことが、意外と大事なんです。
フェス向きスニーカーの選び方|3つの基本
フェス向きスニーカーの選び方|3つの基本
1. 長時間でも疲れにくい履き心地
フェスに参加すると、気づけばずっと立っていたり、ステージ間を歩き続けていたり…。一度だけ、靴底が薄いスニーカーで行ったときは、夕方には足の裏がジンジンして、楽しさより疲労感が勝ってしまったことがありました。
それ以来、選ぶ基準はまず“クッション性”。特に、土踏まずあたりをしっかり支えてくれるものや、ソールに厚みがあるモデルだと安心感が違います。
「長く歩いても気にならなかった」と感じられるかどうかが、自分に合っている証拠かもしれません。
2. 通気性と防水性のバランスを意識する
真夏の屋外イベントでは、暑さと湿気が大敵です。以前、通気性のあまり良くない素材のスニーカーを履いて行ったら、ムレて足がべたつき、帰り道で靴を脱ぐ瞬間が本当に億劫になった記憶があります。
かといって、防水性を重視しすぎると通気性が犠牲になることもあるので、“撥水しつつも風通しのいい素材”が理想的。最近はメッシュ素材と防水加工を組み合わせたタイプも増えてきて、夏フェスにはぴったりだと感じています。
3. どんなスタイルにもなじむデザインを選ぶ
「フェス=動きやすさ最優先」と考えすぎて、無難な運動靴で行ったとき、「せっかくの機会なのに、ちょっと味気ないかも」と思ったことがありました。周囲の人たちがうまくフェスらしさを取り入れたスタイルをしていて、少しだけうらやましくなったんです。
動きやすくても、全体のコーディネートになじむデザインなら、気分がぐっと上がる。
そんな思いもあって、最近はベーシックカラーの中に少し個性を感じるスニーカーを選ぶようにしています。
実践編|シーンに応じた選び方のヒント
雨の日や足元がぬかるみやすい日には…
ぬかるんだ地面に普通のスニーカーで踏み込んで、帰り道に靴の中まで濡れてしまった経験があります。
だから今は、アウトソールのグリップ力や撥水性のある素材に注目して選ぶようにしています。
天気は変えられなくても、足元の準備は自分でできる。そう思っていると、少しだけ安心感が増します。
暑さが気になる季節には…
夏のフェスはとにかく暑い。そして足元が蒸れる。
「靴の中に熱がこもってる…」と感じたことのある人も多いと思います。
そんなときは、通気性の良いメッシュアッパーや、蒸れを逃がす中敷き(インソール)があると、格段に快適になります。
最近は、速乾性のあるソックスとセットで使うと、かなり快適です。
汗をかいても靴の中がじっとりせず、気持ちまで軽くなるような感覚があります。
普段使いと兼用したい場合は…
「フェスのためだけに靴を買うのはちょっと…」という気持ち、よくわかります。
実際に私も、日常にも使えるようなシンプルな色味・デザインのものを選ぶようにしています。
汚れても気になりにくいグレージュ系などは特に重宝しています。
快適さをさらに高めるための+α
スニーカー選びでチェックしたいポイント
- 靴底がしなやかに曲がるか
- 重さと足の“沈み込み”具合のバランス
- 足の形にフィットしているか
一度、重すぎるスニーカーを履いてフェスに行ったとき、帰る頃には脚全体が疲れてしまい、「これは日常用だったな」と気づきました。
履き心地の相性は、やっぱり“試してみる”ことが一番ですね。
インソールやソックスも見直しポイント
地味ですが、インソールとソックスも重要なパーツ。
クッション入りのインソールに変えたり、滑り止め付きのソックスを使ったりするだけで、歩いたときの感覚がまるで違います。
足が靴の中でズレにくくなるので、疲れの軽減にもつながります。
コーディネートのコツ|足元を主役にしすぎないバランス感
フェスの服装を考えるとき、足元は“使いやすさと自分らしさ”のバランスを取るのがポイントになります。
動きやすさや過ごしやすさをしっかり確保しつつ、さりげなく個性を感じさせるスタイルがしっくりくるように思います。
暑い季節のフェスはどうしても軽装になりがちですが、そのぶん足元の印象がコーデ全体に与える影響も大きくなります。
快適さかデザイン、どちらかを妥協するのではなく、両方をうまく取り入れることで、自分に合った心地よいスタイルが完成します。
シンプルな服に少し遊び心のあるスニーカーを合わせるだけでも、ぐっとフェスらしいムードになるんですよね。
スニーカーを主役にしすぎず、かといって埋もれさせない。
そんな“引き算と足し算”のバランスを意識すると、全体のまとまりが自然と整っていきます。
よくある質問(FAQ)
- Q. 白いスニーカーは汚れやすい?
- たしかに汚れは目立ちますが、防水スプレーである程度はガードできます。
明るいカラーはコーデに抜け感が出るので、フェスらしさを演出したいときには◎。 - Q. 革靴風のスニーカーでもOK?
- 履き心地さえ良ければOK。ただし、防水性が低いとぬかるみに弱いので、天気次第で判断を。
- Q. 普段使いと兼用するならどこを見れば?
- ベーシックなカラーと飽きのこないフォルム。
派手すぎないものなら普段の服にもすっとなじみます。
まとめ|“これを履いて行きたい”と思える一足を
フェスに行く日は、服よりも先に、靴を決めたくなるときがあります。
「これを履いて行けば、きっと一日快適に過ごせる」そんな一足があるだけで、気持ちがぐっと軽くなるんですよね。
履き心地がよくて、見た目も気に入っている靴。
気づけば何度も選んでいて、知らないうちに自分の定番になっている、そんな存在ってあります。
「またこの靴で行こう」
そう思えたなら、そのスニーカーはもう、あなたのフェスの相棒かもしれません。
気分よく過ごせる一日は、足元から始まるのかもしれませんね。