
【YUENたる所以】徹底的に誰も深掘りしないような物事を深堀りするスタッフブログ「YUENが激推しするフェスってそもそも何なんだ?」
共有
こんにちは。ESTサポートスタッフの長谷川です。
毎日毎日暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?今年の夏は例年に比べて気温が上がるスピードが早すぎて、セミがとても少ないそうです。確かにこの時期になるとうるさいくらいミンミンと鳴き声が聞こえるものですが、いつもより静かな気もする。暑すぎるとセミですら羽化を失敗してしまうそうで。どれだけ暑いんだってなりますよね。
夏と言えばフェス、フェスと言えば夏。我々YUENが激推しする音楽フェスはいつの間にやら日本各地で行われ、年々新たな音楽フェスが生まれ、大きなカルチャーとなっています。かく言う長谷川も音楽はさほど聴かないのですが、フェスという場所はとても大好きでしてYUENを通じて楽しみながらフェスには参加させてもらっています。
ただ、フェスは、
「一日中歩き回るから楽な靴がいいけどお洒落さも捨てがたい」
「急な雨も心配…」
など、足元選びに悩む方も多い中、我々YUENはフェスファッションをお客様に提供するブランドですから、最高の体験をお客様に体験していただくためにも、まずはフェスについてもっと知る、考えることが大切なんじゃないかなと考えました。
そもそもフェスって何なんだ。ライブじゃダメなのか。どこがどう違うんだと思う方もいらっしゃれば、いやいやフェスは○○がいいんだよ!と熱く語る方もいらっしゃるでしょう。深堀してみましょう。
▼ フェスの原点は「自由に楽しもうぜ!」
そもそもフェスは1960年代のニューポート・ジャズ・フェスティバルというジャズの野外ライブから始まり、1969年に今でも語り継がれている伝説の音楽フェス、ウッドストックフェスティバルが開催されました。ウッドストックは映画化されるほど当時の人々は熱狂し、今でも音楽好きの中では語り草です。そこからフジロックなどに広がり日本に定着していきました。
これらは全て1960年代のアメリカの混沌とした歴史的背景と閉塞感から生まれたカウンターカルチャーだと言われています。1960年代のアメリカは本当にめちゃくちゃいろいろなことが起きた時代とされているんですが、長期化するベトナム戦争や、明らかになっていく環境破壊、人種差別が当たり前だった時代への疑問、反戦運動や、環境活動、公民権運動などが広まりました。今では当たり前となっているようなことも1960年代当時では、なかなか口に出せないようなこともたくさんあったんですが、若者たちが協力し、
「俺たちって自由なんだぜ!意思表示していこうぜ!」
と表現していくムーブメントが盛んになったんです。 その中の一つの行動として、アーティスト達が平和や自由を楽曲にし、広大な会場で自由にアーティストを選び熱狂する。 そんな自由さが当時の時代を生きた若者たちに受け入れられ、音楽フェスは発展し、今に至ります。
いつの時代も何かと閉塞感や不満はありますが、そんな時こそ「自由に楽しもうぜ!」と言わんばかりの音楽フェスは、人が自由に楽しみ、表現する場所として時代が移り変わっても常に求められる場所なのかもしれませんね。
▼ 音楽フェスの特徴。ライブとの本質的な違いとは?
コンサートやライブと違い、フェスにはいくつかの特徴があります。
- 広大な敷地・会場
- 複数のステージ・出演者
- 自由な雰囲気
- 音楽以外のコンテンツ
こういった部分がコンサートやライブとの大きな違いです。 やたらとデカい会場や敷地の中で、たくさんのアーティストの中から気分や好みで自由に選択できる。もっと言うと音楽を聴かずにご飯食べたり買い物までできる。現にYUENはフェスで出店したことは何度もありますが、音楽聞きながらご飯食べてお酒飲んで、スニーカーを買う。。とかってあまりフェス以外のシーンでは考えにくいですよね。
とにかくフェスはこういった「自由や選択肢の多さ」が特徴だと思っています。
YUENが過去、出店してきたフェスイベントはこちら。
これまでの催事まとめ|YUEN STOREが歩んできた出会いの記録
コロナ禍以降、アウトドアやレジャーが人気になった要因が「解放感」と言われていますが、その中の一つに音楽フェスがあるのかもしれませんね。
長谷川は今まで様々なお店や施設、イベントで販売をしてきた経験があるんですが、フェスでの接客ってお店と全然違うんです。お酒が入っていたりもあるかもしれないんですが、とにかくみんなが楽しそうで、売れるものも全然違います。普通お店でお買い物をするときってみなさん真剣に悩むんです。
「果たしてこの商品にこれだけのお金をかける価値があるのか」
「コスパや実用性はどうなんだ」
いろいろなことを考える。
ただフェスでのお買い物は実用性やコスパというよりかは
「いかにこの瞬間を楽しめる商品か」
というのをお客様が大事にされてるような気がします。黒や紺色のようなベーシックカラーは本来合わせやすいし、実用性も高いですから当然売れ筋になりやすいのですが、フェスでは圧倒的に派手な色が人気です。黄色やピンク、オレンジなど元気になれる色。あと、皆さん買ったものをすぐに身に着けるんです。普通の買い物ってそんなことしないですよね。
今、この瞬間を最大限楽しむために。自由や解放感を感じることができる商品をお買い物する。そんな風に感じます。
フェスの醍醐味が解放感や自由な選択肢なのであれば、最適なスタイリングって一体何なんだろう。というのが今、我々YUENの考える非常に重要なお題目です。その中でスニーカー選びはほかの記事でも散々書いてますが、YUENにとって最適解を見つけたい。お客様にベストバイを提案したい。そう思っています。
▼ スニーカーを「車」に例えると、フェスの最適解が見えてくる?
車の事を「足」とか言いますよね。読んで字のごとく足のように運んでくれる乗り物だからですが、それって靴も同じことだと思うんです。車もスニーカーももとをただせば移動するためのツールな訳ですが、移動できたら何でもいいってわけでもありません。
高級なレストランに食事に行くならセダンなのかもしれないですし、キザなデートであればスポーツカーなのかもしれない。TPOによって車に似合うシーンってありますよね。
じゃあフェスに行くときの車は?どんなものが人気なんでしょうか?
1番人気はいわゆるSUV(スポーツユーティリティビークル)と言われるものです。フェスだけでなく、コロナ禍以降ずっとSUVトレンドは続いています。
SUVは悪路走破性能が高く、荷物も乗り、機能性は充分。もともとはアウトドアの為の車でもありゴツいタイヤに大型のボディ、頑丈なフレームを持つものです。カッコいいんですけど一昔前のSUVは大きすぎて日本には不向き、だとか、燃費が悪いだとかそういった弱点はありました。コロナ禍以降、災害への関心が高まり、レジャーやアウトドアへの関心が高まり、ただデカくてゴツイSUVではなく、より日本向けの燃費が良くて街乗りしやすく、見た目もスタイリッシュなクロスオーバーSUVと呼ばれるものもたくさん登場しました。やはり市場から求められる需要のものはどんどん進化していくんです。
これ、要するに「どんなシーンにも対応できる万能車」という事ですよね。
我々YUENが提案する、フェスに最適なスニーカーはまさにこのSUVのようなスニーカーです。SUVの魅力をスニーカーに置き換えると、こうなります。
- 悪路走破性 → 急な雨やぬかるみもへっちゃらな防水性・タフさ
- 快適な乗り心地 → 1日中歩き回っても疲れないクッション性
- 街乗りもできるデザイン → どんな服装にも合うファッション性
天候や地面の状態を気にせず、一日中快適に過ごせて、しかもお洒落。これこそフェスに求める機能ではないでしょうか。 以前ブログでご紹介したPARKLIFEもそんな一足ですよね。
スタッフブログ | おすすめ yuers "PARKLIFE"
▼ 自由なフェスには、「自由になれるスニーカー」を。
自由さが魅力の音楽フェス。だからこそ足元も「自由」であるべきだと思います。 YUENでは、多くのシーンに対応する、自由になれるSUV的なスニーカーを多数、ご用意しています。
車は何台も持ったり、場所によって乗り換えたりはなかなかできませんが、スニーカーなら気軽に楽しめますよね。 今年のフェスを120%楽しむための「最高の相棒」を、ぜひ見つけに来てください。