
YUEN | rerer新プロジェクト その2
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高校生とつくる、帆のアップサイクルプロジェクト
海津明誠高校とのセッションを終えて。
海津明誠高校とのセッションを無事終えることができました。
その後、SNSを通じてさまざまな方々から温かいメッセージやご質問をいただき、本当にありがとうございます。
また、海津明誠高校の関係者の皆様には、多大なるご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
現在は、素材の加工や鞄などのデザインも固まり、いよいよサンプル制作の段階へ!
染めによって引き出される、ヨット帆という素材の新たな表情

「ヒトの思いが詰まったモノづくりをしたい」
そんな想いを大切に、このプロジェクトは始まりました。
「ただのアップサイクル商品」にするのではなく、ヨット帆そのものの魅力をもう一度見つめ直すことから始めました。
白い帆に色を染めることで、ただ見た目を変えるのではなく、素材が本来持っていた質感や表情が、色によって浮かび上がり、擦れた跡、皺 光の当たり方で変わる濃淡、
染めを通して、理想とした素材に生まれ変わりました。
素材の魅力を最大限に引き出す、機能と表情のデザイン
染めによって生まれた表情だけでなく、ヨット帆という素材が本来持っているクオリティの高さにも着目しました。
高い強度。優れた防水性。
過酷な環境でも使われるこの素材には、鞄作りに置いて非常に価値があります。
機能と表情、そして思い
すべてが融合した、唯一無二のプロダクトが生まれたと感じています。
その特性を活かすために、鞄のディティールにも徹底的にこだわりました。
「素材を魅せる」だけでなく、「素材を活かす」構造・設計・縫製を追求しています。
普段使いだけでなく、アウトドア、フェスなどあらゆる用途にマッチしたプロダクトです。
まだこのプロダクトのお披露目ができないのは非常に残念です。
8月に予定している海津明誠高校でのサンプルお披露目会は次回のブログに掲載予定!
その風景とサンプルを披露できればと思います。
乞うご期待ください!